物質としての岩のかたまりであった地球に生命が誕生したことは奇跡そのものです。
生命誕生のメカニズムはいまだに解明されていませんが、様々な条件の下で水とミネラルから生命が誕生したことは間違いないようです。
地球に微生物が誕生し、そこから生命の進化が始まりました。
私たち人間は、その進化の頂点に位置する存在ですが、もとを正せば、私たち人間は「水とミネラルと微生物」の化身と言ってよい存在です。
つまり、すべての生命の共通項は「水とミネラルと微生物」の3点セットだといえます。
すべての生命の共通項が「水とミネラルと微生物」であるなら、この生命の3点セットが循環する社会が、私たちの理想とする「循環型社会」といえます。
食とエネルギーは、私たちの「自立」の必須条件です。
個人の自立、地域の自立、国の自立を考えると「食とエネルギーの地産地消」が大切になってきます。
私たちは自立した地域を再生させるために、地域の水資源を使った水力発電事業と微生物を活用した農業資材の開発を行って、地産地消の循環型社会を作るお手伝いをしたいと思っています。
3Vでは自立をテーマに、子どもたちの教育活動を行っています。
教えれば教えるほど、教えてもらうことをあてにする依存的な子どもが増えてきました。
医療が充実して薬害などの健康問題が出てきたように、教え込み教育によって、生きる力を弱めるという問題が起きています。
そのため、3Vでは先生が教えなくても、子どもが自分ひとりの力で学習を進めることができる学習ソフトとシステムを開発しました。
これは「自立」のための教育です。
核家族化が進み、地域力は弱まっています。
少子高齢化の波がそこに加わって、地方農村地域の力はさらに弱体化しています。
このままでは限界集落化した村も生まれてきます。
地域を再生するために今求められていることは、人と人がひとつにつながる絆です。
人の心がひとつにつながる地域があって初めて、地域の持続性を確保することができます。
「水とミネラルと微生物」を活用すると、いろいろなものがひとつにつながっていく循環型社会を作ることができます。
(株)3Vは、いろいろなバイオマス資源、様々な個人、様々な団体をひとつにつなげていく「すわっこつながるかい」の市民活動に参加し、諏訪湖再生に貢献していきます。